テレワーク中にパソコンを操作しない時間が続き、画面がスリープ状態になって困った経験はありませんか?
そんなときに使われているのが「マウスジグラー」や「マウスムーバー」と呼ばれる機器です。
マウスジグラーを使うと、マウスポインターを自動で動かして、パソコンが操作されている状態を維持できます。
ただし、マウスジグラーには、パソコンのUSBポートへ直接挿すタイプと、マウスを機器の上に載せて物理的に動かすタイプがあります。
初めて購入する場合は、
・USB型と物理型は何が違うの?
・タイマーは必要?
・どの商品を選べばいいの?
と迷ってしまうかと思います。
この記事では、USB型と物理型の違いや、機能別に選びやすいマウスジグラーを紹介します。
マウスジグラーとは
マウスジグラーとは、マウスポインターを自動で動かすための機器です。
パソコンを一定時間操作しないと、画面が暗くなったり、スリープ状態になったりすることがあります。
マウスジグラーを使用すると、パソコンへマウスの動きが送られるため、操作していない時間でもスリープ状態になるのを防げる場合があります。
同じような商品が、次の名前で販売されていることもあります。
・マウスムーバー
・マウスシェイカー
・マウス移動器
・Mouse Jiggler
名前は違っても、マウスを自動で動かすという基本的な役割は同じです。
なお、マウスジグラーを使えば、必ず会社にバレないというわけではありません。
会社のパソコンで使用する場合は、商品を選ぶ前に次の記事も確認してください。
USB型と物理型の違い
マウスジグラーは、大きく分けて次の2種類があります。
・パソコンへ直接挿すUSB型
・マウスを機器の上に載せる物理型
どちらもマウスポインターを自動で動かせますが、動かし方が異なります。
USB型は小さくて持ち運びやすい
USB型は、パソコンのUSBポートへ直接挿して使用します。
通常のUSBメモリーに近い大きさの商品が多く、机の上で場所を取らないのが特徴です。
商品によっては、動き方を複数のモードから選んだり、本体のボタンで動作を停止したりできます。
一方で、会社のパソコンへUSB機器を接続することになるため、使用できるか事前に確認が必要です。
会社によっては、許可されていないUSB機器の接続を禁止している場合があります。
物理型はマウスを本体に載せて動かす
物理型は、回転盤などが付いた本体の上にマウスを載せて使用します。
本体の回転によってマウスのセンサーへ動きを伝える仕組みです。
パソコンへ直接データを送る機器ではありませんが、電源を取るためにUSBケーブルを使用する商品もあります。
その場合は、パソコン以外のUSB電源アダプターやモバイルバッテリーから給電できるか確認しましょう。
物理型はUSB型より大きくなりますが、パソコンへUSB型マウスジグラーを直接挿したくない人には選びやすいタイプです。
迷ったときは物理型から検討する
会社のパソコンへ機器を直接挿すことに抵抗がある場合は、物理型から検討すると選びやすくなります。
ただし、物理型であっても、マウスの動きやパソコンの使用状況まで隠せるわけではありません。
USB型と物理型のどちらを選ぶ場合も、「絶対に検知されない」と考えないようにしましょう。
マウスジグラーを選ぶポイント
マウスジグラーは、商品によって動かし方や搭載されている機能が異なります。
購入してから困らないように、特に確認しておきたいポイントを見ていきましょう。
USB型か物理型か
最初に、USB型と物理型のどちらを使用するか決めましょう。
小さくて持ち運びやすい商品がよい場合はUSB型が向いています。
パソコンへ機器を直接挿したくない場合は、マウスを上に載せて使用する物理型が候補になります。
電源ボタンが付いているか
電源ボタンが付いていない商品は、動作を止めるたびにUSBポートから抜かなければならない場合があります。
頻繁に動作を開始・停止する場合は、本体に電源ボタンが付いている商品を選ぶと便利です。
タイマーを設定できるか
決めた時間だけ動かしたい場合は、タイマー機能がある商品を選びましょう。
商品によって、30分・1時間・2時間などの停止時間を選べるものや、マウスを動かす間隔を変更できるものがあります。
タイマーが不要であれば、機能の少ないシンプルな商品でも十分です。
動作モードを切り替えられるか
マウスジグラーには、マウスポインターが小さく動くモードや、広い範囲で動くモードなどを選べる商品があります。
自動で動いている間もパソコンを操作する可能性がある場合は、小さく動くモードを選べる商品が使いやすくなります。
物理型は大きさと動作音も確認する
物理型は、商品によって本体の大きさや厚みが異なります。
机の上に置く場所があるか、使用しているマウスを載せられるか確認しましょう。
また、回転盤やモーターを使ってマウスを動かすため、音の感じ方にも違いがあります。
販売ページに「静音」と書かれていても、実際の音の大きさまでは判断できません。音が気になる場合は、購入者の口コミも確認しておきましょう。
おすすめマウスジグラー5選の比較表
| 商品 | タイプ | 主な機能 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| アイネックス U20A-MMJGR | USB型 | 3種類の動作モード | 国内メーカーの商品から選びたい人 |
| VAYDEER スーパーミニ | USB型 | 電源ボタン・3種類の動作モード | 小型でシンプルな商品がよい人 |
| VAYDEER T5s | USB型 | LED表示・タイマー・2種類の動作モード | 動作時間を設定したい人 |
| アイネックス U20A-MMMVR | 物理型 | 30分~4時間のオフタイマー | パソコンへ直接挿したくない人 |
| VAYDEER 超薄型 | 物理型 | 動作間隔の切り替え | 薄型の物理タイプを探している人 |
商品の価格や販売状況は変わることがあります。購入前に、販売ページで最新情報を確認してください。
おすすめのUSB型マウスジグラー3選
USB型は本体が小さく、パソコンのUSBポートへ挿すだけで使える手軽さが特徴です。
ここでは、機能の異なる3つの商品を紹介します。
アイネックス USBマウスジグラー U20A-MMJGR
アイネックスのU20A-MMJGRは、パソコンのUSBポートへ接続して使用する小型のマウスジグラーです。
3種類の動作モードがあり、マウスポインターの動き方を切り替えられます。
アイネックスはパソコン用のケーブルや変換アダプターなどを扱っている国内メーカーです。
知らない海外ブランドの商品を選ぶことに不安がある人は、候補に入れやすい商品です。
おすすめする人:
・国内メーカーの商品から選びたい人
・小型の商品を探している人
・複数の動作モードを使い分けたい人
VAYDEER スーパーミニ マウスジグラー
VAYDEERのスーパーミニ マウスジグラーは、金属製の小型USBタイプです。
本体に電源ボタンが付いているため、USBポートから抜かずに動作を開始・停止できます。
販売ページでは3種類の動作モードに対応していると案内されています。
タイマーよりも、本体の小ささと操作の簡単さを重視する人に向いています。
おすすめする人:
・できるだけ小さい商品がよい人
・電源ボタンが付いた商品を選びたい人
・シンプルなUSB型を探している人
VAYDEER メタルミニマウスジグラー T5s
VAYDEER T5sは、LED画面とタイマーを搭載したUSB型のマウスジグラーです。
2時間・4時間・6時間・8時間後に停止するタイマーと、停止するまで動き続ける連続運転を選べます。
また、マウスポインターの動き方を2種類から選択できます。
残り時間を画面で確認したい人や、決めた時間で自動停止させたい人に向いています。
おすすめする人:
・タイマーを設定したい人
・残り時間を画面で確認したい人
・動作モードを切り替えたい人
おすすめの物理型マウスジグラー2選
物理型は、本体の上にマウスを載せて、回転盤などの動きによってマウスポインターを動かします。
ここでは、タイマーや動作間隔を設定できる2つの商品を紹介します。
アイネックス USBマウスムーバー U20A-MMMVR
アイネックスのU20A-MMMVRは、回転盤の上にマウスを載せて使用する物理型のマウスムーバーです。
30分・1時間・2時間・4時間のオフタイマーを設定できます。
本体の大きさは、幅131mm、奥行77mm、高さ28mmです。
USB給電ケーブルと収納用のポーチが付属しています。
会社のパソコンへUSB型のマウスジグラーを直接挿したくない人や、国内メーカーの商品を選びたい人に向いています。
おすすめする人:
・パソコンへUSB型を直接挿したくない人
・オフタイマーを使いたい人
・国内メーカーの商品を選びたい人
VAYDEER 超薄型マウスジグラー
VAYDEERの超薄型マウスジグラーは、マウスを本体の上に載せて使用する物理型です。
販売ページでは本体の厚さが約17mmと案内されています。
マウスを動かす間隔は、10秒・30秒・3分・ランダムなどから選択できます。
一定の間隔で動き続けるのではなく、動作する間隔を調整したい人に向いています。
メーカーは静音性を特徴として案内していますが、実際の音の感じ方は使用環境によって異なります。音が気になる場合は、購入前に口コミも確認してください。
おすすめする人:
・薄型の物理タイプを探している人
・動作する間隔を変更したい人
・パソコンへUSB型を直接挿したくない人
マウスジグラーを使う前に確認したいこと
マウスジグラーを購入する前に、会社のルールや使用した場合のリスクも確認しておく必要があります。
商品ページだけでは分かりにくい注意点を見ていきましょう。
会社のルールに違反する可能性がある
会社から貸与されているパソコンでは、私物の周辺機器を接続できない場合があります。
また、マウスジグラーの使用目的によっては、就業規則や社内ルールに違反する可能性もあります。
使用して問題がない機器なのか、購入前に確認しましょう。
「絶対に検知されない」とは限らない
商品ページには「検知されない」などと書かれていることがあります。
しかし、会社が確認できるのは、接続されているUSB機器だけとは限りません。
アプリの利用状況、ログイン状態、ファイル操作、通信記録など、別の情報から不自然な状態に気付かれる可能性があります。
そのため、USB型でも物理型でも「絶対に会社へバレない」とは言い切れません。
詳しいリスクは次の記事で紹介しています。
離席中の対応までは自動化できない
マウスジグラーができるのは、基本的にマウスポインターを動かすことです。
チャットへの返信、メールへの対応、オンライン会議への参加などはできません。
パソコンが操作中と表示されていても、連絡へまったく反応しなければ、不自然に思われる可能性があります。
マウスジグラーについてよくある質問
最後に、マウスジグラーを購入する前に気になりやすい疑問について回答します。
ソフトのインストールは必要?
今回紹介した商品は、専用ソフトをインストールせずに使用するタイプです。
USB型はパソコンのUSBポートへ接続し、物理型はマウスを本体へ載せて使用します。
ただし、商品によって使用方法が異なるため、購入前に販売ページや説明書を確認してください。
個人のパソコンでVBAを使用できる場合は、専用の商品を購入せず、Excelからマウスを自動操作する方法もあります。
VBAを使って自分で作成してみたい方は、次の記事を参照してください。
TeamsやSlackの離席表示を防げる?
マウスジグラーによってマウスポインターが動くと、離席表示への切り替わりを防げる場合があります。
ただし、TeamsやSlackの仕様、会社側の設定、パソコンの状態によって結果は異なります。
マウスジグラーを使えば必ず在席状態を維持できるとは限りません。
会社のパソコンでも使用できる?
会社の許可なく使用してよいとは限りません。
私物のUSB機器を禁止している会社や、業務に関係のない周辺機器の使用を制限している会社もあります。
会社から貸与されているパソコンで使用する場合は、社内ルールを確認してください。
まとめ
マウスジグラーには、パソコンへ直接挿すUSB型と、マウスを本体の上に載せる物理型があります。
小さくて持ち運びやすい商品がよい場合はUSB型、パソコンへ機器を直接挿したくない場合は物理型が候補になります。
選ぶときは、次の項目を確認しましょう。
・USB型か物理型か
・電源ボタンが付いているか
・タイマーを設定できるか
・動作モードを変更できるか
・物理型の場合は大きさや動作音に問題がないか
マウスジグラーは便利な機器ですが、会社での使用が認められているとは限りません。
商品の機能だけでなく、使用するパソコンのルールやリスクも確認したうえで、自分に合う商品を選びましょう。



