ファイルをGitHubに登録する～step1.git add ステージに追加～

ファイルをgithubに登録する手順を紹介

GitHubに登録するまでのステップ

GitHubに登録するにはいくつかのステップがあります。

まずGitのローカル環境は以下の3つのエリアに分解することができます

1. ワークツリー(自身の作業場のこと)
2. ステージ(コミット前のファイルの置き場所)
3. ローカルリポジトリ

下記の順序でひとつづつ階層を上げていき最終的にGitHubに登録することができます。
今回はワークツリー～ステージに階層を上げていきます。

ワークツリー
↓
ステージ
↓
ローカルリポジトリ
↓
GitHub(リモートリポジトリ)

ファイル作成からステージに追加する

最初のステップでは自身のワークツリーで作成したファイルをgit addコマンドを使用してステージにアップしていきます。

まず、ワークツリーにてindex.htmlというファイルを作成する

GitBashでステージに追加できる変更があるかを確認する

git status

コマンドを実行すると変更がある場合は下記が表示される。

$ git status
On branch main
Your branch is ahead of 'origin/main' by 1 commits.
  (use "git push" to publish your local commits)

Untracked files:
  (use "git add <file>..." to include in what will be committed)
        index.html

nothing added to commit but untracked files present (use "git 
add" to track)

変更があることが確認出来たら下記のいずれかのaddコマンドを入力してからEnterキーを押す

git add index.html

または

git add .

git addコマンドの用途別の種類

よく利用されるgit addコマンドの種類についてご紹介していきます

git add ファイル名
作成したファイルを一つだけステージにアップさせる方法
下記のコマンドではindex.htmlというファイルをステージにアップしている

git add index.html

git add フォルダ名
指定したフォルダ内のすべてのファイルをステージにアップさせる方法
下記のコマンドではHTMLというフォルダ内のファイルすべてを指定している

git add HTML

git add .
ワークツリー内すべての変更をステージにアップさせる方法

git add .

ステージにアップすることができたら次はステージからローカルリポジトリにアップする方法を確認しましょう。

ステージは何のためにあるのか

今回はGitHubに登録する前段階の一番最初の手順としてワークツリーからステージにファイルを追加しましたが、ステージはいったい何のためにあるのかお話していきます。

結論 ステージはコミットを準備するためにある

実際の現場で作業をしている際にはワークツリー内で編集したファイルすべてをGitHubに登録する必要がない場合がある。

例えば、重要なパスワードや顧客情報などをだれでも閲覧できる状態でGitHubに登録すると大変な情報漏洩の事故となります。

そのようなことが起こらないようにファイルを事前にステージにアップし問題がないこと確認してからコミットできるようにステージというエリアが設けられています。

注意事項
コミット(commit)やステージに追加(add)する前にどのファイルが変更されたかを確認する癖をつけること

現在の変更状況を確認する

変更されたファイルを確認する

git status