ファイルをGitHubに登録する～step3.git push GitHubに送信～

コミットをしたらその内容をgithubにアップする＝push(プッシュという)

どんな時におこなうのか？
・チームメンバーに自分の変更を共有したいとき
・ローカルの作業をgithubに保存したいとき

GitHubに登録するまでのステップ

GitHubに登録するにはいくつかのステップがあります。

まずGitのローカル環境は以下の3つのエリアに分解することができます

1. ワークツリー(自身の作業場のこと)
2. ステージ(コミット前のファイルの置き場所)
3. ローカルリポジトリ

下記の順序でひとつづつ階層を上げていき最終的にGitHubに登録することができます。今回はローカルリポジトリに記録されているコミットをリモートリポジトリ(GitHub)に登録していきます。

これを『Pushする』と言います。

ワークツリー
↓
ステージ
↓
ローカルリポジトリ
↓
GitHub(リモートリポジトリ)

ローカルリポジトリにコミットが登録されていない場合は下記の記事を参照してからPushしましょう！

ローカルからリモートに送信する

最後のステップでは自身のローカルリポジトリに登録したファイルをgit pushコマンドを使用してリモートリポジトリ(GitHub)に送信して登録します。

初めてPushする場合は初期設定が必要となります。まだ設定を行っていない場合は下記の記事を参照して設定を行ってくださいね。設定済みであれば無視してください。

ローカルリポジトリにプッシュ可能な変更があるかを確認する

git status

コマンドを実行すると変更がある場合は下記が表示される。

$ git status
On branch main
Your branch is ahead of 'origin/main' by 1 commit. //詳細①
  (use "git push" to publish your local commits)

nothing to commit, working tree clean

詳細①
記述内容からPushできる変更が一つあることがわかる

GitBashでPushコマンドを入力してからEnterキーを押す

git push origin main

後述するpushコマンドのショートカットを登録すると下記コマンドでも実行することが可能

git push

pushコマンドにのショートカットを登録

pushコマンドは非常に多く利用するので簡略化するためのオプションがあります。

初回にpushするときに下記コマンドのように-uを付けて実行します。

git push -u origin main  

-uは次回以降のpushを行う際にgit pushのみで省略して行えるようにするためのオプションです。