GitHubに登録するまでのステップ
GitHubに登録するにはいくつかのステップがあります。
まずGitのローカル環境は以下の3つのエリアに分解することができます
- ワークツリー(自身の作業場のこと)
- ステージ(コミット前のファイルの置き場所)
- ローカルリポジトリ
下記の順序でひとつづつ階層を上げていき最終的にGitHubに登録することができます。
今回はステージに追加(add)されている変更をローカルリポジトリに記録していきます。
これを『コミットする』と言います
ワークツリー
↓
ステージ
↓
ローカルリポジトリ
↓
GitHub(リモートリポジトリ)
ステージからローカルリポジトリにコミットする
今回のステップではステージに追加された変更をgit commitコマンドを使用してローカルリポジトリにコミットします。
ステージにコミット可能な変更があるかを確認する
git status
コマンドを実行すると変更がある場合は下記が表示される。
$ git status
On branch main
Your branch is ahead of 'origin/main' by 1 commit.
(use "git push" to publish your local commits)
Changes to be committed:
(use "git restore --staged <file>..." to unstage)
modified: index.html
index.htmlのファイルに何かしらの変更が入っていることがわかる。
GitBashでcommitコマンドを入力してからEnterキーを押す
git commit
メッセージを記載してファイルを保存してからエディターを閉じるとターミナルにコミットした際に登録したメッセージが表示される。
$ git commit
[main e703c8a] sample commit //登録したメッセージ
1 file changed, 1 insertion(+), 1 deletion(-)
create mode 100644 index.html
git commitコマンドの用途別の種類
よく利用されるgit commitコマンドの種類についてご紹介していきます
git commit
コマンドを入力するとメッセージを残すことができるgitエディターが表示され変更したファイル名と変更理由などを記録できる。
git commit
git commit -m “メッセージ”
メッセージつきでコミットをすることができる。gitのエディターを立ち上げることなくコミットしたい場合に使用する。
git commit -m "バグを修正"
git commit -v
コミットをする際に変更したファイル名だけではなく変更した内容まで確認することができる。
git commit -v
gitエディターが表示されるとファイル名index.htmlだけではなくファイル内の変更箇所についても下記のような記載がある。
diff --git a/index.html b/index.html
index a902104..8518ae1 100644
--- a/index.html
+++ b/index.html
@@ -1,2 +1,2 @@
<h1>git status</h1>
-<p>git dff</p> //変更前
+<p>git diff</p> //変更後
コミットメッセージのコツはわかりやすく書くことが大事
1行で変更内容の理由と要点を簡潔に記載する
注意事項
コミット(commit)やステージに追加(add)する前にどのファイルが変更されたかを確認する癖をつけること
現在の変更状況を確認する
変更されたファイルを確認する
git status
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