プログラミング学習をこれから始める初心者の方向けに
30歳未経験からフロントエンドエンジニアになった筆者がおすすめする
HTML・CSSのおすすめ入門本・書籍をランキング形式でご紹介していきます。
世の中には多くのプログラミング言語がありますが最も始めやすく、最初に学んでおくべき言語がHTML・CSSです。
その中でも最初の一冊目を探している方向けに本記事を作成しています。
ぜひ本ランキングを参考に学習を始めてみてください。
HTML・CSSとは
HTML(HyperText Markup Language) は、ウェブページの構造を記述するためのマークアップ言語です。
Webページはテキスト、画像、リンクなどの要素から成り立っています。
HTMLを使うことで、これらの要素をどのように配置するか、それらをどのように結びつけるかを指示することができます。
それでは実際のHTMLを見てみましょう
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>ここはサイトタイトルです</title> </head> <body> <h1>ようこそ!</h1> <p>プログラミングの世界へ</p> <a href="https://it-memo.work/">わたしのMemoへ</a> </body> </html>
上記のサンプルコードは簡単なWebサイトの骨組みを作成しています。
タグと呼ばれる各要素を入れ子状に配置してテキストを囲って使用しています。
現在の最新のHTMLのバージョンはHTML Living Standardです。
CSS(Cascading Style Sheets) は、Webページのスタイル(文字色、背景など)やレイアウト(配置、大きさ)を指定するための言語です。
HTMLがWebページの骨組みを構築するのに対して、CSSはその骨組みを装飾し、見た目を整える役割を果たします。
以下は、上記のHTMLページにCSSを追加してスタイルを適用する例です。
h1 { color: blue; } p { font-size: 16px; } a { color: red; }
上記のコードは見出しの文字を青色にして、テキストのフォントサイズを16px(ピクセル)に、リンクを赤色に変更しています。
CSSの最新バージョンはCSS3/4です。
HTMLとCSSを学ぶには、基本的なタグやプロパティ、セレクタの理解が必要です。
これらの用語も学習前の段階ではまだわからないかもしれませんが、書籍を一通り学習し終わるころにはしっかりと身についているはずです。
初心者におすすめな入門書の選び方
いざ学習を始めようとして本屋さんに行っても多くの書籍がありどれを選んでいいかわからないですよね。
そんな方のために、筆者がおすすめする初心者の方向けに最初の一冊目を選ぶための入門書籍の選び方をご紹介していきます。
- ぶ厚すぎない書籍を選ぶ!
最初の一冊目にふさわしい書籍はとにかく初めてでもやり切れるページ数の書籍です。
初めてIT系の書籍を選ぼうとすると最初にぶち当たる壁がどの書籍もぶ厚すぎてやり切れる自信がわかないことです。
IT系の書籍では500ページ以上のボリュームは当たり前にあります。多いものでは1000ページ近いものまで・・・。
初心者の方に大事なのは成功体験を積み上げることです。とにかく薄めの書籍から少しずつ慣れさせていくようにしましょう。
おススメのページ数は200~300ページくらいです。
これでも多く感じる方もいるかもしれませんがIT系書籍としては少なめなので頑張りましょう!
- 最新バージョンのHTML/CSSに対応した書籍を選ぶ!
世の中に出回っている書籍は数年前に出版されたものがほとんどです。
ところがITの進歩はとても早いため、あっという間に仕様が変更されていきます。
そのため、最新バージョンに対応した比較的新しく出版された書籍を選びましょう。
- 簡単なWebサイトを作成する書籍を選ぶ!
先ほども説明しましたが初心者の方はとにかく成功体験を積み上げることが大事です!
基本的なタグなどの使い方や装飾の例を確認したら実際にWebサイトを作成していく書籍が最もおススメです。
そこで作成したサイトを学習が進むたびに改修していくことでより理解が深まります。
初心者の方が陥りやすい最もよくないのがひたすらHTML/CSSの仕様やタグの種類などを学習していき作成経験がないということです。
実際の開発で使用するタグはかなり限られてきます。
そのためタグの種類などを覚えるのはとても非効率です。
実戦形式でサイトを作成しながら重要なタグの使い方や装飾方法を覚えることが最も効率的ですので是非そういった書籍を選びましょう!
あとそのほうが楽しい!
- ぶ厚すぎない書籍を選ぶ!
- 最新バージョンのHTML/CSSに対応した書籍を選ぶ!
(2023年現在の最新:HTML Living Standard CSS3/4) - 簡単なWebサイトを作成する書籍を選ぶ!
1冊目におすすめ!HTML・CSS入門書籍ランキング
それでは実際におすすめの入門書籍をランキング形式でご紹介していきます。
3位 スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版
この書籍は、HTMLとCSSの基本をスムーズに理解するための一冊です。初心者にも優しく、わかりやすい解説が豊富に盛り込まれています。
説明が丁寧すぎるほどで、本当の初心者の方向けに読んでいただきたい書籍になっています。
多少かじった経験がある方には物足りない内容になりますのでその点はご注意ください。
ページ数は336ページですが図解やイラストが多いためボリュームもそれほど多くはありません。
2位 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
ページ数は280ページと結構少なめな初心者向けの入門書籍です。おしゃれなWebサイトを作成しながら学習を進めていき、デザインまで学べる人気書籍ですね。
ところどころ誤表記などが少し気になりましたが、丁寧な説明と豊富な画像で直感的に学習を進めることができます。
内容もそれほど詰め込みすぎていないので最初の一冊としてとにかくWebサイトを作成して学習するにはもってこいの書籍です!
1位 これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
最もおススメできるのはこちらの書籍です!288ページの読みやすいボリューム感でなんと4つものWebサイトを作成することができるので、たった一冊で多くの経験値を蓄積できます。
説明も丁寧で重要なところはなんと動画も用意されている充実っぷりです!
書籍内のQRコードを読み込むことで専用ページにて確認することができます。
イラストや画像が豊富で初心者の方にも理解しやすいのもおおすすめなポイントです。
個人的には初心者の方には仕様説明などよりはとにかく手を動かすことをしてほしいため、1位とさせていただきました!
まとめ
いかがでしょうか。今回は初心者の方におすすめな1冊目の書籍の選び方とランキングをご紹介してきました。
世の中には様々な情報があり、どれを選んでよいか迷ってしまうと思いますが、筆者自身も未経験からIT業界に入り右も左もわからない状態で学習を始めて遠回りをしてしまいました。
そのようなことの内容に本記事で紹介した選び方や書籍が少しでも参考になればと思って書かせていただきました。
IT経験のある方には少し物足りない書籍にはなりますが、これから学習を始めてITの世界で仕事をしていきたい人の一冊目としておすすめできる入門書籍のためご理解いただけますと幸いです。