カラムやテーブルに別名を付けてデータを取得する方法について紹介していきます
カラムに別名を付ける
USERSテーブルを例にして、nameカラムとageカラムの名称をそれぞれ日本語表記で出力したいと思います。
name⇒名前
age⇒年齢
最初に現在の表示を確認するためにselect文でデータを取得してみます。
select name,age from users;
コードの見方
出力結果
+----------+------+
| name | age |
+----------+------+
| 柴犬 | 7 |
| コーギー | 8 |
| ダックス | 10 |
| パグ | 3 |
| シーズー | 17 |
+----------+------+
5 rows in set (0.000 sec)
普通にselect文を記述して実行するだけだと上記のようにnameとageで表示されます。
表示方法を指定して別名を付ける(as)
実際に表示方法を指定して別名を付けてデータを取得します。
カラム名に別名を付けて表示させるには下記のように『現在のカラム名 as 別名』のようにして記述する必要があります。
name as 名前
age as 年齢
この記述方法でselect文を書くと下記のようになります。
構文
select name as 名前,age as 年齢 from users;
複数のカラムに指定するときは間を,(カンマ)で区切ることを忘れずに!
出力結果
+----------+------+
| 名前 | 年齢 |
+----------+------+
| 柴犬 | 7 |
| コーギー | 8 |
| ダックス | 10 |
| パグ | 3 |
| シーズー | 17 |
+----------+------+
5 rows in set (0.000 sec)
無事にnameが名前に、ageが年齢に表示が変わったことがわかります。
注意!
- 別名は一時的なものなので普通にselectすると元の表示に戻っている
- 永続的に変えたい場合はカラム名を変更する必要がある
テーブルに別名を付ける
テーブルを結合してデータを取得する場合によく利用されるテーブル名に別名を付ける方法を紹介します。
select u.id,last_name,name from
users as u
inner join prefecture as p on
u.prefecture_id = p.id;
『テーブル名 as 別名』とすることで別名を付けることができる。
省略して記述することもできる(as)
『現在のカラム名 as 別名』
上記の記述方法で利用しているasは省略することもできます。その場合は下記のようにスペースで区切ります。
name 名前
age 年齢
構文
select name 名前,age 年齢 from users;
出力結果
+----------+------+
| 名前 | 年齢 |
+----------+------+
| 柴犬 | 7 |
| コーギー | 8 |
| ダックス | 10 |
| パグ | 3 |
| シーズー | 17 |
+----------+------+
5 rows in set (0.000 sec)
asを省略した記述方法でも出力結果は変わりません。