VBAで値の入っている最終行と最終列を取得する

VBA

最終行と最終列の取得方法について紹介していきます。

ワークシートで利用できるショートカットキー『Ctrl + 上下左右の矢印キー』と同じ挙動をコードとして書いていきます。

最終行の取得

最終行の取得方法についてお話しします。

Sub test()
 Dim x As Long
 x = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row  //①
 Debug.Print x
End Sub
※コードの見方
白・・・コード
紫・・・コメント
青・・・プロシージャの宣言
その他・・・コードを見やすくするために使うかも

x = Cells(Rows.Count , 1).End(xlUp).Row この行の処理を下記で細かく解説します。

  • Cells(Rows.Count,1)
    A列の行数を数える。変数に入れて表示させると最終行1048576が出力
  • End(xlUp)
    上記で取得した最終行からCtrl + ↑キーと同じ挙動をする。
  • Row
    現在の行を取得する

この三つの工程を経ることで値の入っている最終行を取得することができ、結果が変数xに格納される。

最終列の取得

最終列の取得方法についてお話しします

Sub test()
 Dim x As Long
 x = Cells(1, Columns.Count).End(xlToLeft).Column //➁
 Debug.Print x
End Sub

やっていることは行の取得と同じです

➁ x = Cells(1, Columns.Count).End(xlToLeft).Column

  • Cells(1,Columns.Count)
    1行目の列を数える。変数に入れて表示させると最終列16384が出力
  • End(xlToLeft)
    上記で取得した最終列からCtrl + ←キーと同じ挙動をする。
  • Column
    現在の列を取得する

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