【SQL】絶対値を取得するABS関数の使い方～select abs～

SQLで絶対値を取得する方法を紹介していきます。

絶対値とはなにか

絶対値とは原点からの距離がどれだけ離れているかを表すものです。

例えば、下記のような温度計を想像してみてください。

この温度計の原点は０℃です。ここからどれだけ離れているかを表しているので

これはプラスでもマイナスでも、それぞれ原点の０℃から15離れていることを意味しています。

そして気温が0℃なら原点の０から変化がないので絶対値も０となります

絶対値を取得するabs関数

絶対値を取得するにはabs関数を利用します。

構文

select abs(絶対値を求める値);

プラスの値で絶対値を取得する

15の絶対値を求める

select abs(15);

出力結果

+---------+
| abs(15) |
+---------+
|      15 |
+---------+
1 row in set (0.000 sec)

15の絶対値は15と出力されています。

マイナスの値で絶対値を取得する

-15の絶対値を求める

select abs(-15);

出力結果

+----------+
| abs(-15) |
+----------+
|       15 |
+----------+
1 row in set (0.000 sec)

-15の場合にも絶対値は15と出力されました。

0の絶対値を求める

０の絶対値を求める

select abs(0);

出力結果

+--------+
| abs(0) |
+--------+
|      0 |
+--------+
1 row in set (0.000 sec)

０の絶対値は０！