カラムを作成する際に必ず設定するデータ型について
使い方や設定値を紹介していきます
データ型の種類
データ型の主な種類は大きく分けて下記の三つです。
- 数値型
- 文字列型
- 日付、時刻型
数値型
数値を扱うデータ型の主な種類と使い方についてご紹介していきます
名称 | 読み方 | 説明 | 利用範囲 | 定義 |
---|---|---|---|---|
int | イント インテジャー等 | 整数 | -2147483648~2147483647 | int |
int unsigned | イント アンサインド | 正の整数 | 0~4294967295 | int unsigned |
tinyint | タイニーイント | とても小さな整数 | -128~127 | tinyint |
tinyint(1) | タイニーイント | 真偽値 | True(1)/False(0) | tinyint(1) |
float | フロート | 浮動小数点数 | -3.402823466E+38~ -1.175494351E-38 0 1.175494351E-38~ 3.402823466E+38 | float |
double | ダブル | 浮動小数点数 | -1.7976931348623157E+308~ -2.2250738585072014E-308 0 2.2250738585072014E-308~ 1.7976931348623157E+308 | double |
Point!
- 整数については特に理由がなければintを利用するのが無難
- 小さな値のみ利用したい場合や真偽値であればtinyint
- 小数点のデータ型は基本的にはdoubleを利用する
- floatは精度が低いことからあまり利用されない
文字列型
文字列を扱うデータ型の主な種類と使い方についてご紹介していきます
名称 | 読み方 | 説明 | 利用範囲 | 定義方法 |
---|---|---|---|---|
char | キャラ | 固定長の文字列 | 最大255文字まで | 8桁のパスワードの場合、桁数を指定する char(8) |
varchar | バーキャラ | 可変長の文字列 | 最大255文字まで | 最大値で定義する varchar(255) |
text | テキスト | 長い文字列 | 最大65535文字まで | そのまま text |
Point!
- 文字列型は基本的にvarchar型を利用する
- 255文字以上の文字列を利用する場合はtext型
- 固定長で定義したい場合はchar型を利用する
主な利用例
char・・・・・商品コード(5桁固定)、パスワード(8桁固定)
varchar・・・名前、メールアドレス
text・・・・・使ったことない
日付・時刻型
文字列を扱うデータ型の主な種類と使い方についてご紹介していきます。
名称 | 読み方 | 説明 | 利用範囲 | 定義方法 |
---|---|---|---|---|
date | デイト | 日付 | 1000-01-01~ 9999-12-31 | date |
datetime | デイトタイム | 日付と時刻 | 1000-01-01 00:00:00.000000~ 9999-12-31 23:59:59.999999 | datetime |
tiime | タイム | 時刻 | -838:59:59~838:59:59 | tiime |
Point!
- とくになし